テキサス州ダラスを拠点に活動するジョン・ソリーは、60年代後半にアメリカ南西部で人気を博していた「The Novas」のリード・ギタリストだった。The Novasは、当時若手バンドながら、The Spencer Davis Group featuring Stevie Winwood、Ike and Tina Turnerを始め、数々のビッグ・アーティストのオープニング・アクトを飾った。バンド解散後、大学に入学し作曲を勉強。大学退学後、LAに活動拠点を移す。当時加入していたバンドではギタリスト、キーボーディストとして数多くのステージに立ったが、Sly and the Family Stoneなどとも共演している。その後は長年に渡り、プレイヤー、ボーカリスト、アレンジャー、そしてコンポーザーとして、膨大なレコーディングやステージに参加したが、LA地震を機に、テキサスへ帰郷。ソロ・アーティストとしての活動も開始し、ついに本作、初のフルアルバムをリリースした。上質で透明度の高いサウンド、ワビサビの効いたソングライティングは、日本人が大好きなサウンドであると断言できる。さあ、是非ご賞味あれ!